鳩山一郎

普天間をめぐって、鳩山由紀夫の「決断」が求められている。
ここまで引き伸ばすと思っていなかったので、何か「因縁」のようなものを感じる。
鳩山一郎は、保守合同を成し遂げ、アメリカよりの吉田からソビエトとの国交を回復し、日本の国際連合への加盟の足固めをする。
彼の果たした役割もさることながら、やはりロシアとの国交回復は目を引く。
鳩山由紀夫のお祖父さんは、凄い人なのだ。
少し思いついたので書く。
まず、アメリカとの関係を悪化させる。
それを見ている中国とロシアは、悪い気はしない。
日本は、アメリカと距離をとりつつ、中国、ロシアに近付く。
そういう状況を利用すれば、双方から譲歩を引き出せる可能性がある。
一方、半端ではないリスクがある。
国際的孤立というヤツだ。
どこかが無理、無茶をいってきた時に交渉力がなく、泣き寝入りになる可能性だ。
軍事的裏づけのない「外交」はない。
当然、自衛隊の増強というのも考えなくてはならなくなる。
ま、避けたい事態だ。
結局、どうなるのか?
小沢はどうかんがえているのか?
気になる。