ハマーに続きボルボも中国!

中国の自動車会社が、ハマーの後はボルボを買った。
本当に買いたいのは、日本車だろうが中々ガードが固いので「仕方無い」のでアメリカからとなる。
中国の経済成長の頭を抑えることになるのは「原油価格」や「資源価格」だと思う。
そのためにも、省エネシステムの導入は必須だろう。
規模としては、アメリカを追い越すことだが、中身は日本タイプにしたいところだろう。
二つの異なる資本主義の「イイトコドリ」といきたいところだ。
しかし、そうした経済的な野心は結構なのだが、肝腎なところがどうも一番厄介だ。
「政治的自由」というヤツだ。
中国が人材豊富であることは、間違いない。
オリンピックのパーフォーマンスを見ていれば、スゴイの一言だ。
しかし、「実質」選挙権がないというのは、歴史からいえば「100年」前の政治体制ということだ。
これでは、好むと好まざるとにかかわらず、政治的基盤が弱く、国際的にも孤立しやすくなる。
折角の資源や人材を生かしきれない。
かといって、急速な選挙制度の導入は、統一国家としての「維持」が怪しくなる。
求心力の低下をアナウンスしてしまい、反対勢力が勢いづいてしまう。
あり得ない想定だが、自分が中国に指導者になったら、「次に繋がる一手」は何だろうと悩むにちがいない。
様子をみながら、「実質的な参政権」を拡大していくしかないとは思う。
日米中のニュースを継続的に拾ってみようかと思う。
気になる。