米国務次官、中国を大国とはいえないと非難。

 クローリー米国務次官補は23日、中国当局が作家の劉暁波国家政権転覆扇動罪で起訴したことに対して、「有罪判決になる可能性が高い政治的裁判であることは明白だ。大国の特質ではない」と非難した。
あなたに言われたくないと中国なら言いたいところだろう。
これは、ある意味「いつもの」中国批判でしかないのだが、時期が時期なので、日本に対する牽制になっている。
スキあらば、三塁を狙いそうな日本に、イエローカードを出している。とも取れる。
そろそろ、妥協の道を探したいところなのかもしれない。
これはまあ、ジャブ程度だが、アメリカがいつ本気モードになるかは予断を許さない。
一応「民主主義」という「旗」。
二大政党制という自浄作用を日米の共通の「価値」や「文化」として認識しようというぐらいのメッセージにはなる。
表面的には中国を非難しつつ、日本の単独行動を牽制している。
うーん、なんとも!