環境問題

今から50年ほど前、利益最優先の大企業が、公害を垂れ流していた。
産業廃棄物で河や海は、汚染され放題だったのだ。
豊かな生活のためには、これぐらいの犠牲は「シカタガナイ」という「資本の論理」だった。
今でも開発途上の国々では同じ論調で、語られているだろう。
しかし、今や「環境」はお金になる時代になった。
「環境性能」を競う時代なのだ。
環境庁も「省」に格上げ。
この50年で、一番大きな変化ではないかと思う。
不思議な気持ちになる。
人は同じようなものなのに、随分と変われば変わるものだ。
この調子で、「武器性能」ではなく「平和性能」を競う時代になってもらいたい。