参政権

日本に在住の外国人に参政権を与えるという問題を考える前に、
1890年の参政権が、男、25歳、15円以上の納税という条件を満たすもののみに与えられた。
何故男なのか?
これは、徴兵の義務と表裏一体の関係にある。国家の為に命を犠牲にするものに、見返りとして与えられた。
さらにその中で、税金を払ったものだけなのか?
国家予算が税金で賄われ、その使い道を決めるのが参政権だからだ。
税を納めないものに、参政権などない。
しかし、
1925年には、満25歳の男には全て選挙権が与えられている。
税金は払わなくいいのか?
さらに、
1945年婦人の参政権閣議決定される。
徴兵制の義務は、なくてもいいのか?
年齢も20歳に引き下げられる。
参政権の制限の緩和に応じて、一体何が変わったのか?
何を意図し、またその帰結はなんなのか?
新たに出現する選挙権の受け皿になる政党は、どこなのか?
疑問だらけだ。