「幹事長職は辞めない。職務は輿石東参院議員会長に任せる」

小沢の言である。
多くの人が「？」だろう。
要するに、「辞める」腹は、決まっているのだ。
様子をみながら、ちょうど良いところで「辞任」カードを切る。
もう下準備はできているだろう。
今は、強気でいき、世論の反発を煽る。
煽るだけ煽って、亀井さん辺りが「発言」する。
例えば、連立離脱とかいう。
で、検察のお陰で値上がりした「辞任カード」を切る。
これで、民主は参院勝利を確実にする。
今回の参院選は、普通に考えれば実は「民主」には「勝ち目」はなかったはずだ。
そもそも勝ちすぎている。
しかし、この「小沢カード」のお陰で、わからなくなった。
過渡期によくある捩れた現象だ。
仮にゼネコンが金を小沢に渡したとしても、それは「子育て手当て」に回されたのだ。
どう考えても騙されたのは、ゼネコンの方だ。
ゼネコンが腹いせに密告し、検察が動いたとしても、最後に「勝つのは」小沢だとすると、どこまでも喧嘩の上手な「政治家」である。