日本市場

中国やインドの市場と比べて、はるかに攻略しにくい、エベレストのように聳え立つ市場がある。
日本市場である。
工夫に工夫を重ねたコマーシャル。
特許の塊、ノウハウやデザインの莫大な集積。
マーケティングにつぐマーケティング
これでもかこれでもかというぐらいの需要の喚起につとめても、前年割れの売り上げにしかならない。
今なら中国やインドで、はるかに簡単に売る事が出来る。
この日本市場の「成熟」ぶりはどういうことなのだろう?
日本のグローバル企業の経営者は、日本での「勝負」をあきらめ、新興国にその「夢」や「成長」を託すことになる。
しかし、これでいいのか?
この選択が果たして、ベストだろうか?
日いずる国は、もう沈む以外の選択肢をもたないのか?
この「成熟」をチャンスに変える手立ては、本当にないのか?
ヒマなので、ちょっと考えてみようと思う。