日本市場

AKB48の総選挙において、忘れてはいけない要素に「AKB商法」がある。コアなファンに同じ商品を買わせるために、いろいろなオプションをつける商法だ。
握手会とかサイン会とかと同じ感覚で、総選挙の選挙権を付加価値として付けて「同じ商品」を何度も買わせるわけだ。
しかし、グリコのオマケ欲しさにグリコを買いグリコ自体は捨てるという現象は嘆かわしいが昔からある子供だましの商売なのだから、さほど特異な現象ではない。
需要に対して供給過剰なのだから、「需要」のある人に「乗数」を稼いでもらいたいと思うのは、「自然」だろう。
このやり方だと理論的には、たった一人の大金持ちのパトロンをつかめば、センターの位置を確保できることになる。
勿論、民主的とは言いがたいが、経済的に合理的とはいえる。