世界同時不況

世界同時不況のシナリオが進行中のようだ。
経済対策の息切れ、米中の景気減速、それに引きづられて、日本も沈むという話。
世界的に金利が低い中、相対的に安全とみなされた「円」が買われて、円高というのが何ともいえない。
日本は、世界をリードしているような錯覚を覚える。
通貨が高いことは、本来いいことなのだが、そう手放しで喜べないところが悲しい。
ここで、日本が円高を利用して世界に「新しい成功シナリオ」を提示できれば良いのだがと思わずにはいられない。
わが国の希望である新卒の学生を「遊ばせる」という「無能さ」を思うと、この国にないのは、「経営者」だと確信してしまう。
こうなっては、「軍隊」を作り、「戦争」しかないというのが、歴史の教訓ではある。
「経営者」、しからずんば、「将軍」をである。