日本は、中国と同じ為替操作国か?

中国の元安誘導を相殺する関税法案がアメリカ下院で通過した。
これは、実質日本の為替介入に対する牽制だろう。
実際は、中国への制裁は見送られるとは思うが、日本が中国と同じ為替操作国と思われたくないなら為替介入は、誰もが納得するような投機の時だけということになる。
こうなると、例えば一日に「五円」以上の価格変動のときは、必ずやるよといった明言と説得が必要になる。
今みたいに「ノーコメント」などと言っては、早晩相手にされなくなる。
こうなると円はますます投機の対象にされやすくなる。
円高必至ということだ。
目先の介入に頼るのはやめて、本気で「需要」を創造する必要がある。
需要不足は、深刻だが、「希望」でもある。
それとも、中国と為替同盟でも組むか?!