メドベージェフ、国後島に降り立つ

経済的な成功に自信を深めた中国とロシアが、日本に領土的な攻勢を強める。
日本の未来をこの二つの「新興国」抜きに描くことは、できない。
両国の政権を日本にとって都合のいい「傀儡」に「誘導」できる可能性は、小さい。
これが日本の抱える悩ましい問題ということになる。
領土問題とはいえ、実は反日強行姿勢が国民の歓心を買えるという状況を政権浮揚に利用しているにすぎない。
あくまでも、短期の戦術というか思い付きの域をでないとみるべきだ。
しかし、即効薬はなさそうだ。
結局、親日的な「世代」を育てるよう努力すべきだと思う。
そういう視点でいえば、観光や留学や投資のさらなる促進しかないだろう。