嫉妬について1

何の正当な権利も保持しない者が、あたかもそうした権利なり権限があるかのように「反応」する場合がある。
わかりやすいのが、アイドルの恋愛とか結婚に関するファンの反応だ。
勿論、嫉妬というよりは妬みとかやっかみでしかない。
しかし、この感情はとてつもなく強力でそう簡単に「理性」によりコントロールできるものではない。
こうしたネガティブな感情は、なぜか「困った」こととして「標的」になりやすく、その「非生産性」や「破壊性」がことあるごとに「識者」のあいだで嘆かれるということが繰り返される。
しかし、誰もが「嫉妬」から「自由」ということはあり得ない。
それほどに「嫉妬」とは、普遍的な現象だと思う。
ところで、環境権とか景観権といった新しい「権利」は、この普遍的な「嫉妬現象の地平」に基礎づけるベキであるという「思いつき」をこれから「飽きる」まで、手を変え品を変えながら繰り返し「念仏」のように書こうと思う。
一応、予告しておく。