嫉妬について22

以上の考察により、平和な時代における戦争状態こそが「嫉妬」の本質であるといえるはずだ。
多分。
ここには、永遠不変の不可侵の所有権などというものなどない。
盗み盗まれたものしか存在しない世界で、誰かがとりあえず「俺のものだ」「私のものよ」と主張しているに過ぎない。
嫉妬は不滅の炎である。
克服など出来るわけが無い。
持たざるものは、襲うだろうし、持てるものは襲われる。
明白に思える。
正義など存在しない。
なぜなら、全ては正義だから。






多分。