嫉妬について25

ここまで書いて気がついたことがある。
日本文学の中で、やはり傑作といえば、「万葉」「古今」「新古今」「源氏」「平家」「奥の細道」、明治では谷崎等が思い浮かぶ。
江戸文学は、ちょっと特殊でランクが落ちるという風に思い込んでいた。
西鶴近松や馬琴は、スケールが小さいとみなしていたのだ。
私の「嫉妬」に関する考えが進展したせいだろう。
江戸文学の「アナーキー性」というものが、腑に落ちるようになった。
文学の中心には、「乱」がなければならないと改めて思ったりもした。、「嫉妬」についてまだ書くことがありそうだ。
もっともwikのコピーアンドペーストでしかないのだから、書かれることは無いであろう「本」の資料集めにとどまるとは思う。