プルトニウム、ストロンチウム90が検出されたと報道されたとしたら・・・・

猛毒ストロンチウム90やプルトニウム炉心溶融により、原子炉から漏出している可能性が高い。
これから先は、私の妄想である。
まず、この事実を発表することに、すさまじい「躊躇」が存在する。
さらに、これを「隠蔽」することにもすさまじい「躊躇」が存在する。
選択されるのは、事の重大さに鑑み再検査を指示し、遅ればせに
発表することである。
「再検査」している間に、この事態の「好転」を示す「ニュース」、ストロンチウム90、プルトニウムは漏出しているが、敷地内で厳重に隔離されており、さらなる漏出は防止できているなどといったことだ。
冷静な対応をしてくれるように付け加える。
つまり、、お得意の「先延ばし」が選好されるだろう。
今の状況は、セットで報道すべき良い「ニュース」が「ない」が故に、慎重に「再検査」をしているところだろう。
この究極の選択のどちらを選ぶべきか?
勿論、事実を正確に報道することだろう。
一時的にパニックになるだろうが、当事者に対する「信頼」だけは、確保されるからだ。
このままでは、「政治的信頼」が崩れ、アノミーになってもおかしくない。
コントロールできないものは、この世に存在する。
出来ると思うのは、人の「思い上がり」だ。

今回の「想定外」の「津波」の教訓とは、そういうものだと思う。