福島原発2号機の圧力容器は損傷している。

最悪シナリオである。
二号機の圧力容器が損傷している。
最初から空焚き状態が持続していると考えられる。
普通に考えると、メルトダウンが起きていると考えるのが自然だ。
圧力容器の底の「温度」を測定すれば、圧力容器の底がいつ抜けるか分かる。
今、この状況を回避できる手段を我々は持っていない。
崩壊熱は、とめられない。
我々が所持する冷却手段では、圧力容器の「底」にまでは届かないのだ。
給水して何とかしましょうというのは、まさに焼け石に水である。
排水しましょうというのも訳が分からない。
プルトニウムが、飛び散る状況が目の前に迫っている。
二号機での水蒸気爆発を前提にした、対応を探る段階に達している。と思う。
出来れば、爆発は二号機だけに留めたい。
他の号機は比較的傷が浅い。
二号機爆発後には、誰もしばらく近づけない。
ならば、無人で、遠隔操作しながら給水できるシステムに変えるべきだし、二号機の爆発の影響を少なくするためにも、何らかの「防壁」が居ると思う。

圧力容器の底の温度が上昇し、圧力容器の底が抜ける前に、全員退避するべきだろう。