緊急事態発生!福島原発一号炉再臨界!水蒸気爆発!半径200キロ内に避難命令!

現在の最悪シナリオをタイトルにしてみた。
現在、世界中で「こうならないように」努力している。
だから、それを信じたいとは思う。
しかし、一方
「こうならないような」努力が失敗した時のことも考えておくべきだと思う。
いわゆる「万全」を期するためにである。
現在では一号炉の「再臨界」は、自明の事実のように思う。
また、水蒸気爆発の危険も確かに存在している。
ところで、避けるべきは、勿論「パニック」である。
東京の人間が全員避難するなどということは、物理的に不可能だからだ。
まず、一号炉に関する一次データを東電は、公開すべきだろう。
さらに、追加すべきデータを強制的に測定させるべきだ。
中性子の測定データは、どうなっているのか?
一号炉の温度計や放射線量測定器は、故障したままでいいのか?
異常なデータは、計器の故障のせいともいえるが、それ以上に異常事態に対応しているともいえる。
何を根拠に「計器」の故障などと断言するのか理解に苦しむ。
それを判断するのは、「東電」ではない。「保安院」でもない。
「国民」であるべきだ。
そして、この生データに基づき、日本中や世界中の学者が、確度の高い推測なり仮説なりを構築するのだ。
少ないデータでも、確度の高い推測は可能だ。
国民は、この推測なり仮説に基づいて「行動」する権利がある。
さらに、避難できない人には、高濃度放射性物質からどうやって身を守るべきなのかという情報提供も必要だ。
いずれにしろ、今のままでは、最悪シナリオが着々と進行中である。
このブログを人は、悪質なデマと呼ぶだろう。
いたずらに、人々の不安を煽ると。

私としては、本当に「これが悪質なデマであって欲しい」と思うとしかいいようがない。