保安院、レベル7と発表!

保安院は、レベル7でチェルノブイリに並ぶ原発事故と認めた。
このレベル7には、「再臨界」が既に含まれているとみてよい。
レベル7とは、そういう意味合いを含んだ婉曲な言い方なのだ。
水蒸気爆発が起きれば、レベル8でもおかしくないと思う。
なぜなら、福島原発には、一から六までの原発がありこれらが連続して爆発する可能性が高いからだ。
再臨界」とか「水蒸気爆発」とか「緊急避難命令」といった刺激的な言葉の前の専門用語である。
枝野官房長官が連呼した「緊急事態」という表現も同様なことを示唆している。
もはや、「安心」とか「安定」とか言える状況では全くなく、「レベル7の非常事態を想定して」、徐々に政府は、具体的に「布石」を打ち始めている。
再臨界からの水蒸気爆発という「緊急事態」は、いつ起きてもおかしくない状況が続いている。
また、一号炉の格納容器への窒素の注入が、平衡状態に達したようだ。
これは、格納容器の密閉性に問題、つまり穴が開いていることを示している。
一号炉は、再臨界しており、これらの穴から高濃度の放射性物質がもれている可能性が高い。
何故かいまだに、一号炉の放射線量の測定器は、故障したことになっている。
表に出せない情報なのだと考えるのが、自然だ。
半径30キロを早く「警戒区域」に指定し、「住民」を全員退避させ、作業員全員の退避を実行すべきだと思う。
そして、米軍及び自衛隊により、福島原発に自動の給水装置および熱交換器を設置し、「様子」をみるようにしたほうがいい。
 「何か事態が良い方向に向いている」という情報を国民に信じ込ませるためだけに、作業員の命を「犠牲」しているように見えてしょうがない。
チェルノブイリを最終的に収束させたのは、「軍」である。
当然、今回もそうなるべきだろう。