福島一号炉で「水棺」に着手。

一号炉で、事態が変化している。
格納容器の強度に問題がある上に、密閉性にも疑問があるのだが、そんなことは言ってられない情況があるようだ。
現場は焦っているのか?
この炉の原子炉圧力は日々増加している。
放射線量は、増加したと思ったら、その後、発表されない。
燃料ペレットが溶融していることは、認められている。
さらに、崩壊熱だけでは説明できないことが多い。
つまり、水素爆発の危険回避のための窒素の注入、とか「再臨界」を予防する称してホウ素の投入していたりする。
そもそも、この「炉」は、全く冷却水が炉心に到達していないという推測さえある。

そこで、昨日「水棺」をいち早く実施することになった。
大量の放射性物質のベントがなされる可能性がある。
しかし、「水蒸気爆発」よりは「マシ」という論理である。