続アメリカと銃

日本では、銃の規制が厳しい。アメリカでは、銃の規制がゆるい。
アメリカには絶対王政という歴史が欠落している。国家もどきの国家だ。しかし、近代という戦争の時代に適応している。フランス革命とナポレオンの後継者であり、強力。戦略的同盟国家という名称があれば、使いたい感じの特別な国。アメリカ帝国と言うが、それほどまとまってはいない。
日本では、刀狩以来の歴史が脳に刻まれており、武器の所持に対して「報酬」を感じず、むしろ「武器の制限」に「報酬」を感じるようになっている。
銃に関して、アメリカは日本人からみると不治の病に見える。代理ミュンヒハウゼン症候群は、治療法が見つかっていない。フィクションを構成する能力と考えれば、これは病気では「ない」から、治療法も「ない」のだろう。
例えば、アルジェリア日揮のような状況で、日本人が銃を持っていたら、ゲリラに対して自衛あるいは反撃できたかもしれないとか考える日本人も結構いると思う。
それを考えると、日本とアメリカは国内と海外の区別をしていないだけの違いなのかもしれない。大勢の移民の流入を考慮すれば、確かになんらかの自衛手段は必要なのかもしれない。