続アメリカと銃

グアムで通り魔事件があった。三人の日本人が犠牲になった。しかし、精神異常となれば、起訴もないし、責任能力があっても「死刑」にはならないようだ。
日本なら世論沸騰で、死刑の可能性の高い事件だろう。
日本は、先進国の「くせ」に死刑を廃止していない「野蛮国」ということになっている。銃規制は厳しく、所持だけでも重罪だ。また、自殺の数は去年年間3万をようやく切った。また、個人主義が弱く、集団主義とも言われている。
事実を羅列しているだけではあるが、国家による暴力の制御の違いという風な視点でみるといいかもしれない。
ここでも、興味深いのは、フランスの状況だ。「死刑廃止」であり銃の規制は厳しい
wikによると、フランスの自殺率は、18位 人口10万人当たり17人だ。
日本は5位で、23.8人 
アメリカは41位で11.1人
ちなみには 一位韓国で33.5人である。韓国は、死刑制度はあるが、15年間死刑執行が行われていないことで有名。
これに銃による銃殺の統計を加えれば、国家と暴力と死の関係が分かるような気がする。ダントツでアメリカが多い。
自殺と銃殺と死刑を合計して新たな指標でもつくれば、それなりの結論が見えてくるような気がする。
フランスのトータルでの「文明度」は高い。後はかなり「野蛮」なレベルということになる。
アメリカと銃」で始まったのだが、「日本と死刑」にどこかでつながっている気がする。「この恨み」をどう晴らすのかと関係がある。銃か電気椅子練炭か!
よく分からないが、フランスには、別の「回答」があるようだ。