続アメリカと銃

ディーン ブオノマーノ の「バグる脳」を読んで、妄想が膨らんだ。
人間は、理性的とか客観的とか自分のことを思いたがっているが、残念ながらそれが一番苦手であるようだ。
コンピューターがプロ棋士を負かしたことがニュースになった。そのうち当たり前になってしまうのかもしれない。
コンピューターが客観的で理性的であるとすれば、プロ棋士が負けたのは「バグ」ったからだ。局面を読み間違えたとか、感情にバイアスされたのかもしれない。残念ながら、普通の人はコンピュータに勝てる訳もなく、バグりっぱなし、ボケまくり状態であることは間違いない!
人間は「計算」が超苦手であるそうだ。
人間の脳は、電子工学的設計ではなく、生物の進化という設計によってバージョンアップをしてきた。
当然、遅いし環境の急激な変化に追いつけていない。
だから、自分で作ったコンピュータに負けてしまうということも当然起こっている。
どうも人類が科学や理性や客観とか考え始めたのは、脳のバグがあまりに酷く見過ごせないレベルに達したせいであるようだ。
バイオチップでも埋め込んで、人類のバージョンアップに取り組み時期に来ているような気がしてきた。
脳科学的には、「虫毒」がまず問題で「中毒」はその結果であるようだ。