続アメリカと銃

仕事を手分けして行う。
リーダーがいて、その指示に従うものがいる。
そうした組織に所属した人たちだけが、生き延びる可能性を広げたろう。
ディーン ブオノマーノ の「バグる脳」風に言えば、リーダーとは、ともすればバグろうとする脳の誘惑を相対的に克服する工夫をする人であると言える。
例えば、儀式の大きな意義は、時間を一方向に流すようにすることにあるように思う。これにより、物事に順番をつけて並べる事ができるようになる。それを順番に記録すれば、「因果関係」を見出す前提として役に立つはずだ。
こうでもしないと時間は一様に流れたりはしない。堂々巡りやこんがらがってしまうのが、「自然」でもあれば「普通」でもある。
当然、より自然な脳である子供は「儀式」を嫌う。
そんなのどうでもいいからだ!

水が不足する。
どうするか?
雨乞い
井戸を掘る
ディーン ブオノマーノ の言うようにどちらにするかで、生死が分かれる。
我らの祖先は、雨乞いもしたろうが、井戸も掘ったのだ。
井戸を掘るべきだという主張が通ったからこそ、我々は存在しているというと言いすぎか?