続アメリカと銃

将棋のソフトに、一流のプロ棋士が負けるとうことをさらに考える。これはある意味当たり前だとも言える。
人間の脳は、電脳コンピューターが出現する以前は、最高のコンピュータであり得た。しかし、電脳の方は、人間の脳に追いつき追い越せと毎年のようにバージョンアップを地道に重ねてきた。ところが、人間の方はそうはいかない。基本的にハード部分は全く、バージョンアップしないまま今日を迎えてしまったのだ。いくらなんでも、サボリ過ぎだろう。脳の神秘とかよいしょされていい気になりすぎていたのだ。
今からでも遅くない、海馬の代わりに、外付けのハードデスクでも接続してはどうだろう。そうすれば、訳の分からぬ中毒からも解放され、もう少しまともな判断ができるようになるやもしれない。
それが嫌なら、もうあっさり将棋は向かないので、やめて、コンピューターが不得意な分野にその力を発揮すべきだろう。
もっとも大抵のことは、コンピューターが得意そうではある。
計算は向かない。論理的な思考も苦手、記憶力は大したことなし。創造性やひらめきもコンピューターにはかなわないようだ。
只一つ得意な事があるとすれば、生きることだろう。

そうです!!人は生きていればいいのです。
十分です。
名人上手でなくてもいいのです。
そういう不得手なことを「無理」してすることはない。
全部コンピューターにお任せで、猿のように生きていればいいのだ!考えることは、コンピューターに全部任せよう!
下手に考えてもろくなことが無い。大抵失敗、良くて引き分けだ。
そうそう、
競争するのはやめて、コンピューターに我々の情報を移動させ、コンピューターとともに永遠に生きるという手もある。
そのうち、そんなことも出来るようになるのでは。簡単な気がする。ロースペックのコンピューターのデータを新しいコンピューターに移植するだけだもんな。