バドミントン

バドミントンで、ラリーが創造的だと言う話をした。このラリーでは、スマッシュとヘアピンを駆使して相手を崩そうとする。スマッシュとヘアピンは、結論からいうと力学的と電気的と言う対応になる。
これを分析心理学の概念であるアニマとアニムスに対応させる。アニマは電気的でアニムスは力学的ということになる。
ここで、分析心心理学で言うところの「創造の病」とか「男の自我とアニマとの統合」をバドミントン的に解釈すると、この創造の病の「困難さ」は、力学的な領域と電気的領域の統合の難しさに対応することになる。
例えば、ロボットを作ることの困難さに類比していると分かる。
ロボットには、力学的な構造体とそれを動かす電機的駆動系がある。この二つのバランスにより初めてロボットは動くのだ。
問題に応じて、力学的に解決できる場合もあれば、電気的な解決もありえる。あるいは、両方の境界領域でのイノベーションが必要な場合もあるだろう。
例えば、ロボットの「滑らかな動き」は力学的にも電気的にも解決しうるようにも思う。しかし、最適な解は、ある意味トライアンドエラーでさがすしかないだろう。そういう感じなのだ。
人型ロボットの夢が分析心理学の目標と同じと言えば、もちろん言いすぎだろうが、バドミントンを介してみればごく自然な発想のように思える。
ここのところ、混乱していたが大体このような流れと段取りで、新しい「見方」や「解釈」をするということにしてみる。

とりあえず、図式的に言えばこんな感じなのだ。