2009-09-19から1日間の記事一覧

介護について3

介護がらみで奇妙なゆがみが存在している。 大きく言えば、家族が解体され、社会化される過渡的現象といえる。 過渡期では、現実の状況と意識の間、言い換えれば、親にしてあげたいと思うことと実際出来ることの間にギャップが生じ、そのギャップが時間とと…

介護について2

介護保険導入以前では、長男の「嫁」に集中して介護の重圧がかかった。責任を一身に受け、しかも報われなかった。 しかし、長い間それは「当然」のこととされた。 長男への自宅の相続、家業の相続、あるいは優先的就職の斡旋(地方公務員、議員への就職とか)な…

介護について1

同じ親を共有する兄弟、姉妹で親の介護に責任をもつ。 従来は、長男が親の面倒を看ることと引き換えに、家督を継ぐというパターンが典型だった。実際の親の面倒は、長男の嫁がみるという図式だ。 もし、長男が死亡あるいは経済力がない場合は、次男あるいは…