2013-02-22から1日間の記事一覧

続アメリカと銃

銃殺と自殺と死刑を同じ現象として捉えると、法律や制度の陰に隠れたその国の歴史が浮かび上がる。 死刑廃止を人権の問題に絡めたり、銃殺を正当防衛と絡めたり、死刑を刑法の言葉で語る限り、思考停止へと向かうしかない。 人を現実に拘束し動かしているも…

続アメリカと銃

アメリカでは、銃の規制がゆるい。死刑は少ない。自殺も少ない。 アメリカでは、法律に違反しないのであれば、道徳的に死刑とはならないですむということだろう。 その代わり、銃が氾濫しているので、超法規的な死刑が頻発していると考えられる。私人が「死刑…

続アメリカと銃

死刑の執行が行われた。法務大臣は死刑判決確定後、六ヶ月以内に死刑を執行することになっている。もし、法務大臣がこの法律を遵守しない場合、司法権に対する行政権の侵害であり、三権分立の根幹を揺るがす大問題である。さらに、言えば、たとえ法務大臣が…