2010-01-01から1年間の記事一覧
企業は、社会にとって、{雇用」を創出するという機能を担っている。 企業活動にともなうインフラの利用に対する対価として法人税を納めている。 この法人税を減税する以上、この際雇用維持保険の創設にこの減税分の一部を当ててはどうかと思う。 企業の雇用…
今回、エコカー減税の打ち切りによる需要急減が問題になっている。消費税率を上げる前にも、駆け込み需要が見込める一方、その後の需要減が心配される。 こうした政策による副作用が、生産調整ばかりでなく雇用調整に及ぶ場合は、ヘッジする必要がある。 一…
結局、直接対決になった。 菅が人事のフリーハンドにこだわったということのようだ。 民主が分裂しないという「感触」を菅としては、手に入れたかったのだろうと思う。 国民注視のなか、選挙回避に動いた「鳩山」は、馬鹿に見える。 鳩山の「友愛」が、ボス…
菅、小沢会談だそうだ。 どちらが勝っても、民主党としては、分裂という「負け」の可能性がある。 それはどちらも望んでいない結果なのだから、「話し合い」の余地があることになる。 思うに、菅の消費税に関する発言は、責任政党としての「民主党」をアピー…
菅首相に有利な世論調査が相次いで発表されている。 菅首相の支持率が回復しているところが、面白い。 これなら政権運営も可能なレベルの支持率だ。 結局、解散総選挙しても勝てそうな支持率ならば、野党との連立協議もうまくいく可能性が高まるということだ…
等と妄想した。 同じ党で「連立」できないのに、野党と連立など出来ようハズもないという「反論」が思い浮かぶ。 やっぱり、分裂して政策で選挙をするのが一番スッキリするように見える。 しかし、スッキリさせようと首相を挿げ替えてきた結果が「現在」の状…
投機的な円高なら、円売り介入は効果がある。 しかし、金利差を反映した徐々に進行する円高となると、いくら円売り介入しても焼け石に水どころか、焚き火にガソリンだ。 市場との対話、市場への適切なメッセージ、市場の催促といった擬人的な修辞が花盛りだ…
小沢が負けるにしろ、勝つにしろ民主は、分裂含みになる。 同じ党として機能しそうにない。 表面的には、人事がらみだが、政策の違いが大きい。 自民のゴタゴタが、民主にも飛び火する格好だ。 政界再編の嵐が起きてもおかしくない。 土砂降りのなかでの泥仕…
世界が「日本型」不況の恐怖に怯えている。 真っ先に感染したわが国が、通貨の逃げ場として認識されるのも無理は無い。 何といってもバブル崩壊から今日まで、この病と長年、闘ってきたという「体験」は大きい。 この20年を失われたなどと称してはならない…
ポスト小沢の候補者を閣僚なり党の役員として厚遇することしかなさそうだ。 野党と連立交渉を進めるためにも、まず挙党一致体制を組む必要がある。 小沢本人には、外れてもらうのと引き換えに「次の首相」は小沢派から出せるように、目立つ場所に置きたいの…
多分、自民党総裁の谷垣さんだろう。 どう考えても、小沢さんの方が、組むにしても、対立するにしても「やり易い」からだ。 突っ込みがいがあり過ぎてボケ役としては「得がたい相方」ということになる。 野党第一党の党首が是非ともなって欲しい人を、政権党…
小沢一郎は出馬すべきだ。 おそらく、負ける。 しかし、国民注視の中で行われ、しかも、傀儡候補ではない。 このメリットは、測り知れない。 民主の密室性が払拭され、菅は次期衆院選まで政権を維持する口実を得る。 小沢も影響力は温存できるし、ポスト小沢…
エコカー減税を恒久化すべきだ。 この「省エネ社会の確立」というのは、単なる景気浮揚策ではなく、長期的な国家目標である。 省エネ効率の良い移動手段の開発を後押しするためににもこの政策は継続が望ましい。 現在の車種は、既に普及期にあるので外して構…
第二次世界大戦の発端には、世界恐慌と凶作がある。人々は、職を失い、飢えていた。当然、輸出も振わない。 この危機に対して、各国がとった処置がブロック経済化だ。 植民地を囲い込むことによって、小さく回そうとした。 後からきた帝国主義者である日本も…
現在の就職難を解決する方法の一つに、「徴兵制」がある。 前途有望な若者をこのまま「腐らせる」のは、国家存亡の危機そのものと言っていい。 国家存亡の危機を打開するために「戦争」が不可避であるならば、そのために「徴兵制」を導入するのは、「自然」…
今日読んだ記事によると、円高に対して、企業の生産の海外シフトが進んだ結果、そのリスクは小さくなったということのようだ。 北米依存からアジアシフトも進み、むしろ「円高」メリットの方があるのかもしれない。 確かに、日本の元気のいい企業にとって、…
世界同時不況のシナリオが進行中のようだ。 経済対策の息切れ、米中の景気減速、それに引きづられて、日本も沈むという話。 世界的に金利が低い中、相対的に安全とみなされた「円」が買われて、円高というのが何ともいえない。 日本は、世界をリードしている…
悲惨な戦争の記憶が時とともに、風化していく。 実際に戦争を体験した人々が高齢化していく以上、当然の帰結だ。 「実際に体験した人にしかわからない体験」は、消滅する運命にある。 ある種自明なこの事実が、「あってはならないこと」にされる。 人類が、…
日本人しか買わないと言われていた日本国債を、中国が買ってくれている。 もはや国内には、日本国債を買う買い手が「いない」状況での救世主の出現である。 捨てる神あれば、拾う神ありと単純に喜んでいいものだろうか? 「正体不明の不気味な怖さ」 中国の…
という風に総括することになっているようだ。 何か釈然としない。 どう考えても、「みんなの党の一人勝ち」とまとめるべきだろう。 浮動票で民主に流れた票が、みんなの党に流れたというのが、今回の選挙の特徴だからだ。 従来の野党、与党というくくりにも…
アメリカで捕まったロシア人のスパイとロシアで服役中のアメリカ人のスパイが「交換」された。 スパイ活動は、かなりの重罪である。 違法行為でもある。 当然収監され、服役するのが筋だろう。 「美人スパイ」だからといって刑を免れることは普通ナイ。 しか…
この「差異」は、言葉の「重さ」あるいは「信頼性」にある。 民主も行政改革による無駄の削減に積極的で、「事業仕分け」により成果を上げている。 にもかかわらず、何もしていない「みんなの党」が唱える行政改革に国民は、「期待」してしまう。 一重に、麻生…
今回の参院選の台風の「目」は「みんなの党」に決まったようだ。 選挙後は、民主は「みんなの党」を丸呑みして政権を維持するというシナリオが最有力だろう。 「小沢」が再び活躍する舞台が整いつつある。 かなり可能性は低いが、小沢が民主を割って出て政界再…
小沢が「いい政治家」だから、民意を汲んで消費税「増税」に反対しているのではない。 前回衆院選挙で、マニフェストに盛り込んでいないから「反対」なのではない。 そうではなくて、行革最優先、消費税増税もってのほかといって「票」を稼ぎそうな「みんなの党…
ばら色のマニフェストで政権を取ったはものの、蓋を開けてみれば思ったほどの「安定財源」は出てこなかった。 そこで、国民が本当にばら撒きを望んでいるのなら民主、自民連合の「増税」を飲むだろうし、「出来れば」と言う程度なら、「みんなの党」に入れよう…
冷戦時代は、体制選択の選挙だった。 冷戦以後は、政権選択の選挙になる。 この体制選択選挙と政権選択選挙とのハザマで、首相が就任しては辞任するということを、痙攣的に繰り返している。 明らかに「故障」していると思う。 冷戦とは何だったのかと改めて思…
穴を掘って埋めるだけでも公共事業としては、「合格」だ。 なぜなら、この公共事業により、雇用が生み出され、この事業に伴う賃金、設備、サービスと波及し「乗数効果」を生むからだ。 公的部門が支出することで、民間の投資不足を補う。 土建国家の真骨頂とは…
需要に対する供給の過剰に対しての一つの解決策は、「戦争」である。 「戦争」により、国家存亡の危機を演出し、「平和」であればあり得ない「潜在需要」を掘り起こし、経済を戦争経済へと変質させる。 戦争状態をコントロールすれば、十分な「需要」を喚起…
これで、自民がやっとのことでまとめた消費税増税に対して、民主はミートしたことになる。 つまり、消費税は参院の「争点」から外れることになる。 事業仕分けが、こうした増税やむなしの世論形成に貢献したと考えられる。 役人達が密室で行っていた予算の配…
AKB48についてさらに付け加えるとすれば、それが「生もの」であるということだ。 野菜とかペットとか卵のように、賞味期限をすぎるとその市場価値は、ゼロどころかマイナスになる。 「生もの」でないものは、情報に関して「タダ」の方向にある。 昨日の新…