2010-01-01から1年間の記事一覧

嫉妬について4

世の中には、嫉妬のみに基づいて「全て」を判断しているとしか理解しようがない人々がいる。 全ての「感情生活」が「嫉妬」一色に何重にも塗り固められているのだ。 極めて感情のスペクトルが狭いといわざるを得ない。 全ては、嫉妬にはじまり嫉妬に終わる。…

嫉妬について3

小熊が銃殺される映像がニュース画面に流れる。 最初の感想は、「かわいそうに」だ。 合理的な説明を聞けば、最初の感想は薄められるとはいえやはり「熊」を殺すのはヒドイなと思ってしまう。 これは、環境保護といったエコな視点からくるものではない。 熊…

嫉妬について2

アンチエイジングといえば聞こえは良いが、これって中身は、「嫉妬」以外のなにものでもない。 若かった「自分」への嫉妬。 シワや髪や歯や人気や精力やらが標的にされる。 こんなはずではなかったという悲しみ。 以前所有していた「若さという領土」の失地…

嫉妬について1

何の正当な権利も保持しない者が、あたかもそうした権利なり権限があるかのように「反応」する場合がある。 わかりやすいのが、アイドルの恋愛とか結婚に関するファンの反応だ。 勿論、嫉妬というよりは妬みとかやっかみでしかない。 しかし、この感情はとて…

嫉妬深い桜

近くのスーパーマーケットに出かけた。 駐車場を歩いていると何かいつもと「当たり」が違う。 スベル感じがするのだ。 「あれ!桜の木を切ったのか!」 と気がつく。 桜の木とはいえ、最初は小さな苗木を植えただけのものだった。 確かに最近少し大きくなっ…

メドベージェフ、国後島に降り立つ

経済的な成功に自信を深めた中国とロシアが、日本に領土的な攻勢を強める。 日本の未来をこの二つの「新興国」抜きに描くことは、できない。 両国の政権を日本にとって都合のいい「傀儡」に「誘導」できる可能性は、小さい。 これが日本の抱える悩ましい問題…

TPPへの参加をどう考えるか?

経団連を中心にTPPへの参加を推進したいグループと壊滅的打撃を受けるであろう農林漁業関係団体のグループとの対立という極めて分かりやすい政治的対決が表面化している。 市場経済のメリットを享受しつつ、国内の産業も保護しようというのが「理想」では…

負担に見合う給付というのは、一見わかりやすい議論だが・・・

減税とか給付を問題にするとき、負担ばかり増えて「損」という議論がある。 負担の少ない割りに「給付」が多いと「得」で、負担に対して「給付」が少ないと「損」と言う論調だ。 当たり前のように「主張」されている。 社会全体としての「損」とか「得」を問…

北朝鮮を笑えるか?

連日、北朝鮮の世代交代の報道がなされている。 そして、中国のチベット、ウイグル族への弾圧、今回の日本への外交圧力のかけ方、さらに国内の反政府勢力の象徴であるノーベル平和賞にたいする対応をみていて、北の「先軍」思想という軍事経済へと傾斜するの…

ノーベル賞に思うこと。

象牙の塔と言われた、一昔前に比べれば大学も「企業化」したといえるだろう。 象徴的なのは「理学部」の「工学化」とでもいえる現象だろう。 「真理」の追究が「功利」の追求に入れ替わったのだろうか? むしろ、「工学」が「理学化」したというのが実態かもしれ…

小沢は、辞職すべきではない。

今回は、日本の司法風土を見直すチャンスだ。 小沢は、議員辞職する必要も、離党する必要も無い。 「起訴」されただけのことだ。 大体「起訴」だけで騒ぐのがどうかしている。 有罪が確定するまでは、「推定無罪」を徹底させるべきだ。 特に今回の小沢は「シロ」…

為替介入が再び実施されるとすると・・・

9/15日の介入があった。 そして二週間で元の水準に戻った。 ここで、再び介入すると勿論短期的には85円台に戻るだろう。 ドルを売っていた人たちが、買い戻すだろうし、日銀の介入に提灯をつける人がいるからだ。 しかし、介入が一段落すると、一挙に凄まじ…

82円台にまもなく突入、再び為替介入は、あるのか?

前回の介入ポイントに近付いてきた。 日本政府の単独介入を試す展開が二週間ぶりにやってきた。 おそらく、介入はない。 のんびりと円高になった。 投機ではない。 しかし、これからは違う展開だろう。 一挙に、投機的な動きになる。 介入が「ない」という確…

三男キム・ジョンウン後継に確定

北朝鮮の世襲による権力継承で面白いと思ったのが、この後継者が「三男」であることだ。 「長子相続」ではないということにが注目ポイント。 日本の戦国時代において、「長子相続」は一般的ではなかったといわれている。兄弟中最優秀な子供に家督を譲る必要…

レアアースの教訓

今回の尖閣で中国は得点を稼いだというのは、確かだろう。 しかし、明らかに「損」をしたのは、レアアースの禁輸措置と民間人の逮捕だ。 これで、中国のレアアースはアテにならないと国際的に周知徹底してしまった。 レアーアースの代替技術、レアアースの資…

日本は、中国と同じ為替操作国か?

中国の元安誘導を相殺する関税法案がアメリカ下院で通過した。 これは、実質日本の為替介入に対する牽制だろう。 実際は、中国への制裁は見送られるとは思うが、日本が中国と同じ為替操作国と思われたくないなら為替介入は、誰もが納得するような投機の時だ…

中国包囲網は、可能か?

中国と国境紛争を抱えている国は多い。 ならば、それを利用して中国包囲網を作り国際的圧力を強め、中国の政策決定に影響力を行使すべきだと考えられる。 今回の日本への中国の圧力は国際的に注目を集めた。 中国の国力を利用すれば、国際的に中国に有利な国…

戦略的互恵関係って何?

日中指導部で共通している立場は、「戦略的互恵関係」である。 政治的「正しさ」を主張するよりは、経済的利害を優先するということだ。 もっと砕けて言えば、「損か得かを最優先で考えよう」という申し合わせだ。 この立場の人たちは、日中関係で既得権益を…

尖閣と靖国

今から思うと、中国としては日本との間に何らかの時限爆弾を「確保」したいという意図がはっきりあるようだ。 民主だろうが、自民だろうが関係ない。 軍事的脅威を背景にして、揺さぶりをかけるカードが多いほど外交的自由度が増す。 ただ、このやりかたは基…

余計なこと言うなよ!検察!

中国人船長が釈放された。 「起訴」できたが、「日中関係」を考慮して、釈放した。 これが、検察か! いつから、外務省の下請けをするようになったのか? しかも、下請けとしては「最低」で、頼まれもしないのに、日中関係などを配慮している。 検察は、結局…

中国人船長、釈放!

日中戦争は回避されたようだ。 粛々と国内法に基づいて、やっていられなくなったようだ。 悪い前例を作ってしまったことは間違いない。 これに味をしめて、些細なことで同様の恫喝が繰り返されることを覚悟する必要がある。 なんともいえない気分。 残念なが…

只今、日銀為替介入中!

このタイミングで介入ですか? 何かな!

日中戦争勃発!?

中国が、尖閣に軍隊を動かし、それに対して自衛隊が動き、交戦状態になるとすれば、戦争状態に一気に突入する。 米国が仲介して全面戦争は回避される可能性は当然ある。 今回の中国の対応により、一番「得」をしそうなのは、米国かもしれない。 しかし、常識…

B級グルメグランプリ

B級グルメグランプリのニュースをみ、そのあと、AKB48のジャンケンによるセンターポジションの決定を見た。 共通しているのは、異常な盛り上がりである。 スター誕生とでも言うのかな。 ロボコン、鳥人間コンテスト、M1グランプリ、仮装大賞、その他高校生…

反日運動激化!

中国の対日強行政策が連日報道されている。 きっかけは、ささいなことでしかない。 しかし、その後の中国の対応は、明らか「常軌」を逸している。 このような強行策が効を奏すると思った「指揮官」が決定権を握っているのだ。 瞬く間に、賭けのレートがつり…

為替介入の防衛ライン

為替介入の防衛ラインは、一応82円台だろう。 しかし、防衛ラインよりも、その防衛ラインへの接近スピードの方がはるかに重要だ。 一年とか二年かかって、82円台になるというなら、介入はあり得ない。 円高対応を政府にお任せの企業体質こそ「淘汰」され…

為替介入後の展開

当然、再び82円台を試す展開になる。 それがいつなのかは分からないし、何がきっかけになるのかも分からないが、おそらく遅かれ早かれそうなる。 介入しても、要するにスピード調整でしかなく、日銀がロングしても、大した影響力は無い。 輸出企業としては…

さっき為替介入したみたい!

82円台をつけて、為替介入に踏み切ったようだ。 ちょっとペースが速いし、政治的空白を狙った仕掛けなので、介入のタイミングとしては、悪くない気がする。 想定内ではあるが、とりあえず「有効」ぐらいには評価される。 政府として、この介入で「儲け」て…

為替介入のタイミング

政府が為替介入をするタイミングとして、「いつ」が良いのか? ここで、「政府」と主体を限定するからワケが分からなくなる。 私が「政府」の立場なら円高対応として、円売りドル買いなどはしない。 ヤルヤルと口先介入をしながら、逆に円買いドル売り介入を…

雇用の維持

企業経営としては、雇用維持の優先順位は低い。 むしろ、必要な時に必要な人材を「水」のように流すことが、理想だろう。 これは、「社長」といえども「例外」ではない。 だから、政治的には、「雇用の維持」が最優先されるとしても、経済的な裏づけ、経営的…