2011-01-01から1年間の記事一覧

福島一号炉で「水棺」に着手。

一号炉で、事態が変化している。 格納容器の強度に問題がある上に、密閉性にも疑問があるのだが、そんなことは言ってられない情況があるようだ。 現場は焦っているのか? この炉の原子炉圧力は日々増加している。 放射線量は、増加したと思ったら、その後、…

作業員の許容被曝線量を250ミリシ-ベルト以上にさらに上げる!

政府は、許容被曝線量を100ミリシーベルトから250ミリシーベルト、そしてさらに上げたいらしい。 世論の動向をみながら、作業員の「命」を天秤にかけようとしている。 また、20キロ圏内を「警戒区域」に指定した。 この二つの事実から言えることは、事態は「…

4/17福島第一原発二号炉で水位低下により燃料棒の露出が進む!

昨日、二号炉で水位が低下した。 燃料棒の露出が進んだ。 注水量を絞る事は、危険なのでおそらく同じ量だけ注水しているはずだ。 にもかかわらず、炉心の水位は下がっている。 これに対する合理的説明は、圧力容器の「穴」が多くなったか、大きくなったこと…

福島原発二号炉は、冷却に失敗している!

二号炉での原子炉温度の注水口と下部の温度が、徐々に上昇している。 二号炉はタービン建屋で高濃度汚染水がみつかっていることや、圧力データから、圧力容器も格納容器も大きく損傷していると考えられている。 注水した水は、高濃度汚染水として垂れ流され…

東電、使用済み核燃料の搬送を検討!

新しい動きだ。 東電が「チェルノブイリの数倍の連鎖爆発という最悪シナリオ」を想定して、それを避けるために動き始めていることを示している。 東電が何を言うかではなく、何をしようとしているかをみれば、「今」がわかる。 福島原発には、炉心にある核燃…

東電 チェルノブイリ以上の可能性に言及

保安院からチェルノブイリと同じレベル7の発表があった。 しかし、チェルノブイリの一割にしか過ぎないという。 東電からは、チェルノブイリ以上の可能性についての発言があった。 どちらを信じるか? 菅首相は、一歩一歩、いい方向に向かっていると国民向…

福島原発で働く作業員に、本当の「仕事」はあるのか?

文字通り命がけの作業が続いている。 しかし、注水された水が、圧力容器の穴、格納容器の穴からもれ続けている。 そして、作業員達は、この汚染水の移送を行っている。 汚染水の移送が完了したら、持続可能な冷却装置を設置することが次の仕事ということにな…

保安院、レベル7と発表!

保安院は、レベル7でチェルノブイリに並ぶ原発事故と認めた。 このレベル7には、「再臨界」が既に含まれているとみてよい。 レベル7とは、そういう意味合いを含んだ婉曲な言い方なのだ。 水蒸気爆発が起きれば、レベル8でもおかしくないと思う。 なぜなら、…

半径20キロ圏内の立ち入りを強く制限する「警戒区域」への指定を検討。

一方に、原子炉は「安定している」という東電の発表がある。 他方で、枝野長官は、半径20キロ圏内の「警戒区域」への変更を検討している。 東電を信じるならば、避難地域範囲は順次解除されるべきだろう。 「安定」しているのだから、危険は縮小しているはず…

福島原発で働いている1000人の作業員の方と家族の方へ、是非伝えたい!!

作業員の方々の間で、政府が決めた250ミリシーベルトに対する「抵抗」が報道されている。 当然だと思う。 当初から危険な高放射線量下での作業不可避とみて、急きょ引き上げた基準でしかないからだ。 ちなみに、自衛官の死亡保障も引き上げられている。 東電…

緊急事態発生!福島原発一号炉再臨界!水蒸気爆発!半径200キロ内に避難命令!

現在の最悪シナリオをタイトルにしてみた。 現在、世界中で「こうならないように」努力している。 だから、それを信じたいとは思う。 しかし、一方 「こうならないような」努力が失敗した時のことも考えておくべきだと思う。 いわゆる「万全」を期するために…

米軍放射能専門部隊が訓練公開の意味=再臨界

とても、異例の「訓練公開」だと思う。 報道レベルでは、福島原発は収束に向かっていることになっている。 それなのに、アメリカ軍だけやけに張り切っているようにみえる。 おそらく、「宣伝」だろうと思う人もいるだろう。 普通であれば、私もそう思う。 し…

福島原発一号機で、最大余震後、圧力容器の温度上昇=再臨界の活性化!

燃料棒の溶解し、こぼれおちた核燃料ペレットの「再臨界」が、余震の振動により「活性化」したと考えれば分かりやすい。 放射線の急激な増加も、窒素注入による増加分もあるだろうが、直接再臨界による放射性物質の増加と考える事が出来る。今日になって「水…

米国NRCと東電どちらを信じるか?

米国NRCの見解として、福島一号炉の圧力容器から核燃料が溶け出し、格納容器の底部に落ちているという。 これは、いずれ水蒸気爆発を起こす可能性が高いということでもある。一方、東電は、圧力容器と格納容器の「健全性」は保たれているという見解だ。 …

再臨界確実!Cl38検出

どうも再臨界が確実なようだ。 Cl38が検出された。 中性子が捕獲され、Cl37が38に変化したのだ。 半減期は短かい核種なので、まず間違いなく、再臨界が起きている。 恐ろしい。 ホウ酸や制御棒が機能していないのではないか? 小型の「原子爆弾」に水を…

福島原発の圧力容器には、穴が開いているということの意味。

緊急であれ、予備であれ原発の冷却装置が作動すれば、福島原発の山場は過ぎるというのは、どう考えても「デマ」である。 このような「デマ」を国民に信じ込ませようとしているとしか思えない。 圧力容器には、水が注入されている。 しかし、燃料棒は露出した…

米原子力委員会が一号炉の爆発を危惧!

米原子力委員会は、東電に一号炉の水素爆発の危険性を指摘し、窒素ガスの封入をアドバイスしたそうだ。 もともと、格納容器には窒素ガスが存在していたのだが、漏れてしまったようだ。 窒素ガスの封入によって、圧力が増す危険もあるが水素爆発よりは「マシ…

福島原発では、本当に「臨界」事故は起きないといえるのか?

核燃料がメルトダウンし、形状が球状になり適当に水で隔離されれ、中性子が別の核燃料に当たり、連鎖反応が起きる。 東海村で起こった臨界事故とはそういうものだった。 実に簡単に臨界事故が起こったのだ。 大量の中性子を浴びて、作業員二人が死んだ。 福…

福島原発2号機の圧力容器は損傷している。

最悪シナリオである。 二号機の圧力容器が損傷している。 最初から空焚き状態が持続していると考えられる。 普通に考えると、メルトダウンが起きていると考えるのが自然だ。 圧力容器の底の「温度」を測定すれば、圧力容器の底がいつ抜けるか分かる。 今、こ…

福島原発2号炉は、既に制御不能状態では?

2号炉は、既に制御不能状態であるように思える。 ちゃんと、核燃料の崩壊熱と給水による冷却効果を計算すれば、明らかに崩壊熱≧冷却効果である。 これにより、燃料のメルトダウンは着実に進み、今のままの臨時の冷却システムでは、早晩圧力容器の底が抜け、…

朝日の記事で「この防護服で大丈夫?」 放射性物質広がり作業員不安」と出ていた

2号炉に水タービン建屋の水から1000ミリシーベルトの放射線が検出された。 作業員は、業務を直ちに拒否し、退避すべきだと思う。 このままでは、作業員は全員「死ぬ」。 それは避けるべきだ。 とりあえず、後は米軍と自衛隊に任せ、「民間人」は逃げるべきだ…

プルトニウム、ストロンチウム90が検出されたと報道されたとしたら・・・・

猛毒ストロンチウム90やプルトニウムが炉心溶融により、原子炉から漏出している可能性が高い。 これから先は、私の妄想である。 まず、この事実を発表することに、すさまじい「躊躇」が存在する。 さらに、これを「隠蔽」することにもすさまじい「躊躇」が存…