2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

自民党総裁選

野党の悲哀がそろそろ身に染みてくるころかなと思う。 自民党の支持者である人は、別に自民党の政策を支持していたというより、権限と財源、つまり権力が好きな人が大方なので、その支持者離れは深刻だろう。 マスコミとて同じことで、権力を失った自民党に…

アメリカの軍備再編

アメリカの軍備再編は、もっぱらアメリカの都合により進められている。 それは、兵器の技術開発により、アメリカの仮想敵(当然日本を含む)との軍事的「間合い」の問題といえる。 要するに、日本は、基地としての技術的必要性が減少した。つまり、日本は仮…

政権公約を反故にする方法

いきなり政権公約を反故にすれば、当然「なにやってんだか!?」ということになる。 ここで、お笑い番組の無謀な挑戦をする「芸人」達が参考になる。 極めて高いハードルを設定する。 誰が見ても「無理」と思う。 しかし、必死に挑戦する姿をみているうちに、いつ…

インド洋給油

アメリカは、給油継続、民主は中止の方向での交渉となる。 交渉事だから、最初はフッカケテくるのは定石だ。 問題は、日本として呑み易い協力に切り替えることだろう。 アメリカとしても、いきなり民主のメンツを傷つけるのは得策ではないので、損しないとこ…

マニフェスト時計

今、「マニフェスト時計」でググッたら、私のブログしかヒットしなかった。 ヤッター! 今年の流行語大賞は、俺のものだ。 一応、グーグルでは一番のりだった。 適当に言葉を組み合わせれば、大体こんなものなのではある・・ のは知ってはいる。 それでも、…

マニフェスト時計

民主党は、「マニフェスト時計」を設置すべきだ。 選挙直前にマニフェストの60パーセント達成などといって、惨敗した政党があったことをよもや忘れてはいないと思う。 時計という以上、誰もが納得する評価でなくてはならない。 そこでマニフェストの進捗状況…

沖縄問題

沖縄問題というものは、存在しない。 日本の安全保障の問題がまずあり、想定される脅威に対する対抗手段の選択(日米安保のこと)の問題があり、それを具体化する段階での場所と時期の問題がある。 想定される脅威に対する軍事技術的選択として、米軍基地は…

エネルギー削減目標

経済界が麻生政権を支持し続けた大きな理由が、エネルギー削減目標が民主より「現実的」であった点だろう。 経済活動の律速段階は、企業にとって色々だろう。 その一つが、エネルギーコストであることも間違いない。 経済界全体としては、妙なわけの分からな…

アメリカ型市場原理主義

何かといえば、悪役のアメリカ型市場原理主義のようだが、この悪役は、水戸黄門の悪代官とは、ワケが違う。 むしろ、「正しさ」そのもの。 「正義」そのものといってもいいものだ。 特に、消費者にとって、世界中から、安く、上質なものを、安定して手に入れ…

駆け込み天下り急増!

駆け込み天下りが増えている。 ある意味これは、いいことだ。 やる気のない役人が組織のトップとして居座ってもらっては困る。 また、天下り先を追いかけていき、つぶしちゃう方向で検討すればいいので、便利だ。 確か、アリ退治の薬にそういう薬があったよ…

自民党は首班指名選挙で誰の名前を書くべきか?

当然、今の時点でもっとも国民から信任されている、小選挙区で勝ち上がった衆議院議員だろう。 当選回数が多く、対立候補との票差あるいは勝率の大きい人だ。 年齢は、50代か? 首相経験者、派閥の領袖クラスは当然外す。 そう何人もいない。 この困難な時…

高速道路無料化反対の論拠

高速道路無料化というマニフェストの評判が良くないようだ。 無料になるのは結構なことだと思う。 問題は、それにより財源不足になることだ。 しかし、高速の無料化による消費刺激効果もあるので、景気対策としてそう悪くはないだろう。 また、交通量が増え…

自民党支持層の崩壊

自民党支持層の崩壊現象が起きている。 最初は、さほどでもなかったが、もはや無視できない規模になっており、修復不可能かもしれない。 財界でさえ、今度の自民の液状化は「想定外」だったろう。 小選挙区なので、公明と組めば選挙はまだまだ楽に勝てる。 …

八ッ場ダム工事中止

八ッ場ダムのことが話題になっている。 民主としては、中止の方向のようだ。地方が国政に翻弄された例として記憶されるだろう。 日本の安全保障を担う沖縄の状況を思い出させる。 一応建前としては、国益あるいは広い地域への便益の提供があり、それに対立す…

舛添温存戦略

舛添が総裁選出馬を見送るそうだ。 一応、党勢回復は、二番手以下がやって、政権奪還は舛添という算段だと言うことらしい。 自民党の「人気者でいこう!」戦略も変更を余儀なくされたということのようだ。 この程度の戦略変更でこの難局を乗り切ろうとしてい…

対米従属

鳩山氏に対する米国の「警戒」は、相当なものだ。 当然だろう。 ニューヨークタイムズの抜粋を読むとビビッテもおかしくない。 ちょっと、円高にシフトしたのも気がかりだろう。 正直「勘弁してくれよ」という気分だろう。 少し「脅して」やらないと分からな…

自立

自立というのは、自由と同様使い方の難しい言葉だと思う。 普通自立といえば、経済的自立を指す。 さらに、限定して、経済的安定とか経済的な豊かさがあればさらに「自立」の度合いが高まる。 この「自立」を当人ではなく、その周辺からみれば、その当人を中…

小沢豪腕神話の復活?

自民党幹事長時代の小沢の豪腕には、定評があった。 時の首相さえ問題ではなかった。 しかも、今回の民主の獲得した「数」は、当時の自民党を上回る。 こうなれば、小沢豪腕神話復活とマスコミならずとも騒いで当然だろう。 しかし、それは杞憂だろうと思う…

ドブ板選挙

まめに選挙区回りをやったり、辻立ちをして顔を売る選挙戦術。 無名な人は、有名になり、役人臭のする人は、その臭いが消え、繊細な人は、図太くなるといわれる。 国会議員になると中央での仕事が忙しいので、地方は秘書や身内任せになるので、偉くなるほど…

経団連と社民と民主の妥協点

経団連は、民主党と妥協せざるを得ない。 何処に妥協点を見出すべきかが、問題だ。 民主党としては、ヨーロッパである程度成功した福祉国家モデルを下敷きにしばらく政権を運営する可能性が高い。 したがって、経団連としては、公共投資がらみの需要創出はア…

自民議員の失業問題

自民党の議員が大勢「失業」している。 自民党の再建のためには、この「失業」問題を解決する必要がある。 新型インフルエンザなら、ハイリスクグループに対して優先的に資源配分するのが合理的な配分である。 ならば、今回の落選した自民議員の誰がハイリス…

オーバードクター

博士課程にいき「博士号」をとりながら、コンビニで働いている人のこと。 悪魔の辞典風に言えば、そういうことのようだ。 人の嫌がる「勉強」を一生懸命して、この結果はとても不思議だ。 国としても彼らの知的ポテンシャルを最大限生かすことが望まれる。 私…

期待が失望に変わる時

期待が失望に変わる時というものがある。 期待が大きければ、失望もまた深い。 でも民主に対する期待というのが、大きいかといわれれば、さほどでもない。 正直、「普通」にやって欲しいということだ。 安倍、福田、麻生の三人でいえば、「福田」さんぐらい…

官僚操縦術

民主の安定した政権運営のためには、官僚の操縦が必須である。 官僚は、優秀ではあるが、バカでもある。 力はあるが、臆病でもある。 知識はあるが、経験はない。 温室育ちである。 こういった連中を操縦するのは結構メンドクサイ。 先々のことを考えられる…