2009-01-01から1年間の記事一覧
日本の上場企業の話だ。 アメリカを怒らしたら、怖いのではなく、アジアを軽視したら怖いのだ。 民主政権のアジア重視は、現状の追認にすぎない。 リーマンショック後は、太平洋の時代だ。 誰が政権を取ろうとこの流れに「乗る」以外の選択肢はない。 明白な…
今回の天皇の「政治利用」について話が大きくなってしまった。 黙っていれば、何とかなりそうな気もするが、小沢の発言でこじれそうだ。 もっとも、こうした状況は逐一中国に報告されているのだから、日本政府が反対勢力の抵抗に遭いながら、「無理」あるい…
反対の人が多いらしい。 天皇の政治利用で好ましくない。 慣例無視は、いかがなものか? といったところだ。 普天間移設先延ばし、小沢訪中、それから今回の特例会見は、一連の流れを作っている。 これだけ揃えば、その意味することは明白だ。 アメリカを見…
院政の創設者「白川上皇」の言葉に、 「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」 という言葉がある。 この山法師こそ武装化する宗教の別名だろう。 永遠に続くかと思われた藤原の摂関政治が、白川上皇によりピリオドを打たれる。 これは単…
恨みや想いを残して死んだ人間は、タタる。 これを心の底から信じれる人間は、貴族階級に属する。 また、こうした貴族階級に所属する人間にだけが、「本当」にタタりもすれば、タタられもする。 貴族階級の人間は、権力者でもある。 どうにかしてこの「タタ…
僧兵といえば、武装化した宗教集団ということになる。 最近面白いと思って、考えてたり、調べたりしいる。 面白いのは、坊主≧貴族≧武士が、武士≧坊主(僧兵)≧貴族と変化したことだ。 今はそれだけだが、不思議だと思っている。
我々の税金の大半を、過剰なインフラ整備に回した結果、莫大な借金を抱えた。 これは、今後も長きにわたって我々を苦しめる問題だろう。 しかし、この過剰なインフラ投資が、わが国の土木技術を世界最高水準に維持してきたこともまた事実だ。 ゼネコンは政治…
小沢訪中後、日中関係が変わる予感がする。 中国にとって、自民より民主の方が組しやすいことは、明白だ。 劇的展開もありなのではないか。 アメリカより中国の方がやりやすいかもしれない。 日本共産党が鳩山総理に会談を申しんだというニュースも気になる…
東京が抜かれるのは、時間の問題だった。 後は、ロンドンとニューヨークしか残っていない。 東証の果たせぬ夢を上海が実現することになる。 中国経済の元気のよさがわかろうというものだ。 政治的には問題がある。 権力基盤が脆弱なので、強権的な権力運営を…
600人を超える大訪中団だ。 小沢の中国、韓国重視をアピールするものだ。 小沢の権力誇示などという個人的理由などで「理解」した気になるのは、滑稽だ。 普天間が宙に浮いている状態での訪中だ。 オバマに対する強力なメッセージにもなるし、中国、韓国…
一応表面的には、国民新党や社民が駄々を捏ねそれにイヤイヤ民主が付き合っているという風に展開しているように「見える」。 民主は前回選挙で国民から信任されたのだから、過剰に国民新党や社民に気を使っているように「見える」。 マスコミの分析も参院選…
普天間をめぐって、鳩山由紀夫の「決断」が求められている。 ここまで引き伸ばすと思っていなかったので、何か「因縁」のようなものを感じる。 鳩山一郎は、保守合同を成し遂げ、アメリカよりの吉田からソビエトとの国交を回復し、日本の国際連合への加盟の…
米国市場に過剰適応したトヨタが、もたもたしている。 しかし、ここに来て、アメリカの持ち直しをみながら、円高傾向に対応するため米国工場への戦略投資を再開した。さらに、成長市場への中国への投資も再開した。 リーマンショックから、この二つの方向を…
参政権と徴兵制との関係は、コインの表と裏の関係にある。 国家のために命をかけて戦う人間だけが、政治に参加する権利がある。逆に、政治に参加する以上は、兵役の義務に応じる必要があるのだ。 平和ボケしている日本人には、なんのこっちゃか分からないか…
面白いことになってきた。 これは、ひょっとするとひょっとする。 社民が連立解消も辞さない覚悟で、普天間の県外移設を主張する。 それを横目で見ながら、新しい移設先を検討させる指示を出す。 鳩山は本気かもしれない。 私は、「努力しました」というパー…
タバコの生産、流通、消費にかかわっている人間にとって、タバコが高くなるとか、まして非合法化されるという話は、直接「ふところ」に係わる話であるし、既得権の侵害と感じられるだろう。 しかし、医学的議論からいえば、タバコには中毒性があり、癌の発症…
ハローワークでのワンストップサービスが始まったようだ。 もっとも、ワンストップといっても、全ての行政サービスがハローワークで処理されるわけではない。情報提供だけのようだ。 以前より「マシ」ということではある。 ハローワークに期待される機能は、…
原則廃止だろうと思う。 増税部分は、しばらく廃止は見送るにしても、減税部分は廃止だ。 自民党と業界が長年かけて作った仕組みで、「愛着」もあるだろうと思う。 「減税」といえば聞こえがよいが、業界への直接現金がばら撒かれるだけのことだ。 同じように…
法律的な問題を「ショー」としてみせる。それが「行列のできる法律相談所」だ。 その見せ場は、専門家の意見が二分されるところに集約される。 専門家同士でも意見が割れる「問題」が存在する。 それが驚きを生む。 答えがひとつではない。 「難解な問題」が…
普通、与党の党首を辞任に追い込めば、野党は勢いを得て次の選挙を優位に進めると思われている。 だから、鳩山を辞任に追い込むことが自民に優位なのは「自明」に思える。 しかし、それは今までの場合はそうであるという過去のデータに過ぎない。 鳩山の場合…
どういう加減か「平均」で物事を考えたがる。 平均からの偏りが物事の尺度として「幅」を利かせすぎる。 「平均」が便利な「全体」を示す指標であることは認める。 しかし、だからといって「全体」を「平均」と同一視すると、おかしなことになる。 例えば、平均…
事業仕分けに対して、どの項目が抵抗力があったかをみてみると、米軍への思いやり予算、義務教育、科学技術といった項目だった。 事業仕分けにより縮減、見直し、廃止となった事業と続く。 これにマニフェストに掲げた事業、事業仕分けを待たずに削られた事…
輸出産業を中心に雇用調整が起こる可能性が高い。 このままだと失業者が巷にあふれる可能性がある。 為替介入は、裏目に出る可能性が高い。 アメリカの意図的ドル安誘導などというが、馬鹿げている。 今のアメリカにドル安を止める力があるとは思えない。 ド…
景気が二番底を探る展開だ。 リーマンショック以後の時間稼ぎの一年だった。 この一年のパーフォーマンスをもとに、どこが生き残るのかという選択が起こるのだろう。 ショック直後は、疑心暗鬼でなにがどう出るのか得体のしれない恐慌状態だったが、各国財政…
ノーベル賞受賞者たちが共同で今回の科学技術予算の削減に反対している。 当然といえば当然の反論だ。 文系の官僚たちには、明らかに判断に限界がある。 精々法学か経済をやり、少しばかりの語学と社会学と世界文学全集を読んだ程度の頭では、判断に限界があ…
86円台に一挙に突入だ。 ついに来たのかと思う。 60円ぐらいまでは、いくのだろうか? どうなるのか? ヤバイよな。 アメリカがどんどん縮んでいく。 不安定化するよな。世界は。 仕切る奴がいない。 オバマに対する期待感だけで、ドル高を維持していた…
税金を集める。 それをばら撒く。 これが、国家の骨格を作る。 だから、税制は、国家の要。 どういう世界を作りたいのかが反映されるべきだ。 法人税と所得税は廃止する。 これは、法人や個人が自由に活動して得たお金は、全て法人や個人のモノと考えるから…
まず直接税。 法人税は廃止。 所得税も廃止。 相続税、贈与税は、高くする。 間接税は、消費税に一本化し、大幅に上げる。 ただし、ポイント付与で低所得層へ配慮。 全ての公共サービスを基本的に、「無料」にし、ゆりかごから墓場まで面倒を見る。 公共サー…
終わったはずの出来事が、場所と時間を飛び越えて再び繰り返される。 そういう目に何度か出会うと、「得体の知れないモノ」をその出来事の背後に感じてしまう。 絶対にその姿を人目に晒すことの無いにもかかわらず、常にその濃密な気配だけは感じる。 気にし…
裁判員制度は、割と順調に定着しつつあるのかな? それに比べると、事業仕分けは、評判が悪い。 いわゆる「欠席裁判」みたい。 裁判官はだれなのか? 被告は? 弁護士はいないの? 法的裏づけは? この二つの類似から浮かぶ疑問の数々。 これで「決まり」な…