バドミントン

全回の記事で観客からの支持、声援という話になった。 スポーツにとって、やはり観客の存在は重要だ。 これは、分析心理学というより、社会心理学とでも言った方がいい世界だろう。 もっと露骨に「政治」といってもいい。 スポーツの政治利用とかの話ではな…

バドミントン

昨日バドミントンをした。 相手が強くて負けてしまったが、ラリーの続く面白い試合になった。 一つ非常に興味深いことに気が付いた。 よくスポーツで、弱い奴に人気が出る場合がある。 判官びいきという奴だ。 強いヤツは、憎まれ役で「声援」は不思議なもの…

バドミントン

昨日もバドミントンに出かけた。 相手は弱いと見くびっていたら、以外に苦戦をした。 結局競り合いながらも勝ったので気分はいい。 相手ももちろん勝てそうな気がしていたろうから、相当悔しがっていた。 バドミントンの醍醐味のラリーも続き申し分ない試合…

バドミントン

混合ダブルスで例えば、男の私が思いっきり左の隅ぎりぎりのシャトルをやっとこさレシーブしたとする。実質的に私はコートに存在しない状態だ。このとき、残った女性プレイヤーは実質シングルスの状態、留守を守る状態にポジショニングをすることになる。 逆…

バドミントン

少しいい加減な言葉遣いをしていると感づいたので少し、補足してみる。 私は男で、男の自我を持っている。この自我の周辺にシャドウが存在し、例えば気に障る知人とか不気味な隣人として感じられたりする存在だ。これは、実在するその人とはもちろん異なるの…

バドミントン

昨日のパートナーは、私の自我にとって、ある意味「アニマ」として機能している。彼女のプレイスタイルが私のプレイスタイルに影響を与えたことは間違いない。確かに男にとって「アニマ」とどう付き合うかは、創造性と関係していると改めて思い返した。 バドミ…

バドミントン

昨日バドミントンをやった。 ダブルスで、初めて組む相手だった。 こういう場合、相手の守備範囲とこちらの守備範囲とがはっきりしないので、最初はちぐはぐな感じだったが徐々に勝ちパターンや負けパターンを繰り返すうちにこなれてきて、愉しくなってきた…

バドミントン

脱線する。 前回ロボットの話をした。 ロボットの表情を人間に表情に近づけるという研究テーマがある。相手の表情を読み取って、それに見あう表情を作り出すのだろう。顔にハードの部分での工夫が必要だろうということは容易に想像がつく。最近,造花の完成…

バドミントン

バドミントンで、ラリーが創造的だと言う話をした。このラリーでは、スマッシュとヘアピンを駆使して相手を崩そうとする。スマッシュとヘアピンは、結論からいうと力学的と電気的と言う対応になる。 これを分析心理学の概念であるアニマとアニムスに対応させ…

バドミントン

自分の文章を読み返すことは読み返すのだが、いつもながら強引で、思いつきに次ぐ思いつきで、収拾がつかなくなる。 少し反省するところがある。 要するにバドミントンの経験には、創造性があり、それを基に例えば分析心理学の概念を再解釈すれば、かなり面…

バドミントン

バドミントンでスマッシュとヘアピンと言う技がある。スマッシュは言わずと知れた思いっきり叩きつけるショットだ。非常に力づくで男性的でやっつけたとか、うち負かした、撃ち破ったといった言い方になる。男性の自我にふさわしい言葉が並ぶ。 一方ヘアピン…

バドミントン

最初の方で書いたと思うが、私はスポーツは人間の営みの中で最も重要で創造的であると思っている。それは、日々スポーツをやる中で培われたものだと思う。特にバドミントンは衝撃的で、こうして拙い文章を書き残したいと思ってもいる。 分析心理学では、その…

バドミントン

バドミントンにラリーはつき物だ。 非常に興奮するし愉しいものだ。 特に我々レベルのちょっとやっている程度のバドミントンは、普通の競技としてのバドミントンと比べては、決定力がないので必然的にラリーが続きやすい。そういう意味であまり強くならない…

バドミントン

ダブルスで相手に勝つ場合、最初から一発で決まるということはありえない。つまりサービスエースはない。必ず、展開がある。そこで、シャトルをコートやネットギリギリを狙って相手の守備体勢を崩すことになる。これにより、相手にとっての悪しきグレートマ…

バドミントン

バドミントンのダブルスで、両サイドに開いて守る場合とフォアとバックに別れて攻撃する場合がある。これが、自我とアニマ、自我とシャドウによく対応している。 よく刑事ドラマでコンビで事件を解決するというのがある。これは守備的な布陣だと思う。一方、…

バドミントン

バドミントンをやってみて、例えばスマッシュで決める場合、いまだチャンスだ決めてやるという感じだ。「今しかない」「これを逃すと二度と勝てない」など、流行言葉でいえば「いまでしょ!」と言う感じだ。実にマッチョで、攻撃的ではある。男の自我といえば…

バドミントン

例えば、個人として強い場合は、コート全体を自我が覆い尽くす感じになる。スーパーマンというか、神と言うべきもので、グレートマザーに匹敵する自我といえる。 シングルスのコートはダブルスよりわずかに小さいのも当然といえば当然で、この広さが自我とし…

バドミントン

混合ダブルスで、流動的ではあるのだが、力のある男が後ろを守り、女が前を守る場合がある。男だとエンドからエンドへ打ち返せるからだ、 男子ダブルスだとこういった棲み分けはなく、スペースが広いところを消してくというポジショニングになる。 バドミン…

バドミントン

ダブルスでも男女ペアの混合ダブルスと男子ダブルスではまるでその様相が違う。男子ダブルスは、基本的に左右に分離しているのに対して、混合ダブルスでは前後に分離しており、原則女子は前衛で、男子は後衛になる。前後に入れ替わりとか左右の交代もあるの…

バドミントン

よく息子に彼女が出来たのを知って、別れさせようとする母親がいる。 息子が母親に引きづられて、彼女と別れたりする場合もある。逆に、母親に反発して、二人は独立して行く場合もある。 この状況は、バドミントンをやると体感できる。これは、結構大変だと…

バドミントン

テニスひじになり、しばらくバドミントンができないでいる。 バドミントンの上手な先生から言われたことがある。「今決めようと思わないで、次の次で決めようぐらいが丁度いい」というものだ。 さらに、そうして相手の攻撃をレシーブでしのいでいると、いつの…

バドミントン

プレイが微妙であればあるほど、競技レベルは高い。微妙なプレイとは、要するに審判の判断を仰ぐことによって決まる勝負と言い換えてもいい。確かに審判は常に存在しているのだが、審判に皆が注目しその審判が決定的な意味を持つ場合は割とマレだ。実は、審…

バドミントン

男の自我=前衛 アニマ=後衛 シャドウ=後衛 コート=グレートマザー 審判=オールドワイズマン トリックスター=トリックプレイ 永遠の少年=これは、一言では言えないので別に書く。 女の自我=前衛 アニムス=後衛 女の自我のシャドウ=後衛 試合では、…

バドミントン

分析心理学における人格の統合とバドミントンの上達をパラレルに語ろうというトンデモナイ話をでっち上げようと構想している。 バドミントンのプレイで起きる色々な状況を分析心理学の元型同士の力関係で説明しようという魂胆である。 バドミントンの上手な…

バドミントン

昨日バドミントンをした。小学生一年生とやった。小学生にとっても自分より上手な人とやるのは愉しいし、上達もする。 それでは、上手な人にとっては、子供相手のバドミントンは何の役にも立たないかと言うと必ずしもそうとはいえない。 子供の守備範囲は狭…

バドミントン

良い母と悪い母は、無限の愛で包み込む母と無限の食欲で子供を食べる母とも言える。子供を大きく育む母と吸血性の母でもいい。ある意味、牛を太らせて、それを食べると考えれば、悪い母とか良い母とかいう区別はばかげていると分かる。「同じ母」が、良い母…

バドミントン

グレートマザーには、二面性があると言われている。はぐくむ母とのみこむ母だ。良い母と悪い母と言ったりする。 バドミントンのコートで、自分のコートは悪い母で、相手のコートは良い母だといえる。自分の渾身のシャトルが相手のコートに受け止められるか相…

バドミントン

野球でキャッチャーを女房役に例える。ピッチャーが旦那だ。このカップルが協力して、バッターを騙して空振りさせたり、ゴロやフライを打たせるように仕向けるわけだ。 キャッチャーの指定するコースにピッチャーは投げるとは限らないが、キャッチャーのひら…

バドミントン

相撲なら土俵。ボクシングにはリングがある。リングに追い込まれるとかいう言い方もある。さらに、碁では、隅を確保するときに碁盤の枠が強烈に意識される。要するに、プレイヤーの立つ舞台を、いかに「味方」につけるのかが問題となる。スポーツは、相手を…

バドミントン

コート感覚は、プレイヤーのレベルに対応している。守備範囲と言えなくもない。百人一首で負け続ける子供は、自分の前にある一つか二つの札にだけ集中して、後は自分には関係ないことにして無視するという戦略をとることがある。全く札が取れないのに比べれ…