バドミントン

昨日バドミントンをやった。よくあるパターンなのだが、相手がコートの奥深くにシャトルを打ち込んでくる。プレイヤーには、二つの選択肢がある。アウトと見て何もしない。インと見て打ち返す。どちらとも判断できないことが圧倒的に多い。迷ったら、打ち返…

バドミントン

前言を撤回する。 ホームラン自体が野暮というわけではない。遠くに飛ばすということは絶対に競うべきことだ。ただ、野球場が狭すぎて、大きめの外野フライがホームランになるのは、オカシイでしょうといいたい。野手が走りこめば楽に取れる自称ホームランも…

バドミントン

もはや誰も読みそうにはないが、九鬼周造の「いき」の構造』(1930)に、「野暮」についての記述がある。そうです! ホームランは、野暮と言いたい! まったく、「いき」ではない。 あまり江戸町人文化を顕彰するのはどうかとは思うが、今でも日本人には通用す…

バドミントン

ちょっと軌道修正をする。 何となく勘違いする人が多い気がするから。 野球でホームランを「失敗」と断じたのだが、少し修正する。 ホームランが「失敗」なのではなく、野球場をいまより「広くして」ホームランがほとんど不可能であるよう野球場を設計する方が…

バドミントン

野球ならホームラン、サッカーならゴールシーン、柔道なら技あり一本、ゴルフならホールインワン、ボクシングならノックアウト、ボウリングならストライクと言う人がいる。 これは、恋愛はセックスと言う人と同じ類いの人々である。 女流華道家、英会話講師…

バドミントン

スポーツは、生物的アニマと見なされているという話に戻る。 生物的なアニマは、 「都合のいい女、あるいは誰とでも寝る女、娼婦。これは、独身レベル」と例示した。 フェミニストから問題視されるのもこのレベルで、独身の男の性欲を糧に膨れ上がった「妄想…

バドミントン

日本での資本主義の精神の基盤になったのは、予定説ではない。予定説の代わりに、「道」が既にあったからだ。 求道的で禁欲的な精神は、日本人にはお馴染みで、剣道、柔道、茶道、華道と道だらけである。習い事は全て「道」といっていい。この基盤の上に日本…

バドミントン

マックス・ウェーバーは、wikによると予定説を信奉する人たちが、資本主義を発達させたとしている。以下、引用する。 予定説によれば、「救済が与れるかどうか全く不明であり、現世での善行も意味を持たないとすると、人々は虚無的な思想に陥るほかないよう…

バドミントン

大抵の努力は報われないということになれば、誰も努力などしない。努力しなさいと言うことに説得力がないからだ。 大抵の人が努力しないとしたら、大抵の努力は報われないからだろう。これは、予定説と似ている。予定説を簡単にいえば、全ては、神の予定通り…

バドミントン

今日テレビを観ていいたら、日本のトップアスリートが「就活」をしていた。引く手あまたで、選ぶ側ではないのだ。 スポーツは経済的には、企業の宣伝広告費としてしか見られないだろうから、広告効果の薄い選手は、陽の目をみない。 これは、トップアスリート…

バドミントン

石破自民党幹事長は、「運動は選挙運動以外はやらない。」と確かいったそうだ。言い得て妙なので引用する。そうなのだ!スポーツ=運動=選挙。 つまり、スポーツ=選挙である。 これが、政治からみたスポーツの定義である。スポーツの側もある意味、この定義…

バドミントン

国民栄誉賞が長嶋と松井に送られた。参議院選挙前のスポーツの政治利用である。いつも、基準があいまいと言って批判されるが、基準は極めて明白で、与党の選挙に優位であるかどうかである。「曖昧」批判は、全くの見当はずれである。むしろ、批判すべきは、…

バドミントン

バドミントン的分析心理学なるものをでっち上げることにする。 とりあえず、主要な登場人物は、アニマにする。 ユングによると、アニマは四つに分類される。生物的なアニマ 都合のいい女、あるいは誰とでも寝る女、娼婦。これは、独身レベル。 ロマンチック…

バドミントン

バドミントンから少し離れて、少しスポーツ一般について思いつく疑問を列挙してみる。 スポーツって何だろう? 何でスポーツをするんだろう? スポーツの起源は? 何でスポーツ観戦するのか? 何でプロ化したのか? スポーツと宗教の関係? スポーツと政治の…

バドミントン

ユングの元型論の中でオールドワイズマンとグレートマザーがいる。 悪乗りしていえば、バドミントンで対応するのは、審判がオールドワイズマンで、コートがグレートマザーだろう。 常に冷静にプレイの適否を判断し、中立で、ルールを厳守する審判の機能がオ…

バドミントン

ユングによれば、我々の「自己」は、いくつかの「元型」によって成り立っている。自我とかシャドウとかいう。男ならアニマ、女ならアニムス。オールドワイズマンとかグレートマザーなど。 例えば、夫婦喧嘩が現象する。ここで普通は夫と妻という二人の人格間…

バドミントン

抽象的に言えば、競争と協力との関係がここで問題になっている。一般に「競争と協力」との関係は対立関係だろう。 競争する事により、切磋琢磨して進歩が導き出せるとかいう。競争に勝ち抜くためにいろいろと「秘密」やら「秘策」やらが必要のようだ。 スポ…

バドミントン

バドミントンのプレイの中で、「クリア」と言われる技術がある。窮地に追い込まれた時の最後に残された手段である。なるべく高く、遠くにシャトルを飛ばし、こちらの体勢を立て直す「時間稼ぎ」の技術である。クリアが出来れば、少なくとも「負けにくくなる」。 …

バドミントン

バドミントンをやっている。 ダブルスが愉しいので、何とか四人集めて体育館を借りて毎週やっている。 スポーツは色々ちょっとづつやったが、それぞれ面白い。ただ、バドミントンは少しほかのスポーツと異質な設計になっているように思う。 ある意味似ている…

続アメリカと銃

アメリカの銃が中毒であり、中毒を治すためには、ヤクではなく空気か水でいい気持ちや安心を得るべきだと主張した。 また、偽薬が効果がある。信じるものは、救われる書いた。ノンアルコールビールがドーパミンを放出するという研究も紹介した。しかし、ノン…

続アメリカと銃

将棋のソフトに、一流のプロ棋士が負けるとうことをさらに考える。これはある意味当たり前だとも言える。 人間の脳は、電脳コンピューターが出現する以前は、最高のコンピュータであり得た。しかし、電脳の方は、人間の脳に追いつき追い越せと毎年のようにバ…

続アメリカと銃

将棋電王戦で、A級棋士三浦弘行八段が将棋ソフト「GPS」将棋に敗れた。プロ将棋界は、ショックを隠し切れないようだ。三浦は、「相手が強かった。負けたのはしょうがない」とコメントしたようだ。 ついに、この瞬間が来てしまったという感慨はある。 遥かに…

続アメリカと銃

ニコニコニュースによると「米インディアナ大学の脳科学者の研究によると、アルコールの効果なしにビールの味のみで脳に幸せホルモンであるドーパミンが放出されることが分かりました。」「アルコール成分が含まれていなくとも、アルコール飲料の味だけで脳…

続アメリカと銃

アメリカ上院は、銃規制強化の法案を否決した。オバマに期待していただけに非常に残念な結果だ。 正直、不可能を夢みているような気がしてきた。 人が作り出した仕組みなのだから、人が変えれるものだと思いたい。 別の感受性をもった世代を創造するしかない…

続アメリカと銃

水不足の時に雨乞いがまったくの迷信で不合理かというと それは何ともいえない。 バタフライ効果で、雨乞いという儀式が増幅され、その人たちの儀式が雨をふらせないとは言い切れない。また、古代的知性が気象の変化の微妙さを彼等なりに直感していたといえ…

続アメリカと銃

仕事を手分けして行う。 リーダーがいて、その指示に従うものがいる。 そうした組織に所属した人たちだけが、生き延びる可能性を広げたろう。 ディーン ブオノマーノ の「バグる脳」風に言えば、リーダーとは、ともすればバグろうとする脳の誘惑を相対的に克…

続アメリカと銃

「バグる脳」の中で、映画「ジョーズ」によって「人食い鮫恐怖世代」が作り出されたという記述がある。コンセントやコンロより、実際には見たことも、経験したことも無いのに、海岸に出かけるのを躊躇するようになる。 脳は、実際と虚構の区別が苦手なのだ。…

続アメリカと銃

ディーン ブオノマーノ の「バグる脳」を読んで、妄想が膨らんだ。 人間は、理性的とか客観的とか自分のことを思いたがっているが、残念ながらそれが一番苦手であるようだ。 コンピューターがプロ棋士を負かしたことがニュースになった。そのうち当たり前にな…

続アメリカと銃

この文章は、コネティカットで起きたクリスマスを楽しみにしていた小学生達が銃撃され、殺されたことに端を発している。 これがアメリカでは、学校の武装化を招来することになる。 アメリカは、学校を武装化することによって、小学生達を守ろうとしていると…

続アメリカと銃

普通「真実」は、一つと言うことになっている。 しかし、プラセボ効果を考えると、それを信じるか信じないかで「真実」は分かれることになる。つまり、人による。 プラセボは科学的医学的な根拠がないなどと言っているが、科学は「真実」の番人であると主張し…